「名も無き魔女のナイフ」
ちゃり / MAYU （sm20323910）
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忌み嫌われてもさみしくはないの
あの人のそばにずっといられるのなら
自我のない冷酷操り人形
悪魔の名も無きしもべなんだから
踏みつけられた十字架（クロス）の夜宴で
無我に溺れて捧げました
疼きだした 口づけ受けた
躯（からだ）の痣はもう消えない
気まぐれな猫装ってた私
所詮忠実な犬でした
隠す事の出来ない証
「魔女」と人々蔑（さげす）む
今日も町の聖堂
祝福の鐘が鳴る
羨ましくなんかない
でもちょっと耳障り
結ばれなくても苦しくはないの
あの人のそばにずっといられるのなら
自我のない冷酷操り人形
悪魔の名も無きしもべなんだから
執着という名の見えない首輪を
求める心ぬぐえなくて
引綱はね 緩めないでね
たとえ逃げ出そうとしても
飼い殺しの歪み
鞭（むち）じゃない苦い飴
ほんとは優しい事
私知ってるから
壊れ始めてた理性のカケラは
欲しがる衝動に姿を変えた
胸の奥深くの蝕まれた
ざわめく心がとまらないの
Devil whispers it
Just like a doll without the soul
Like a doll without the heart
You are familiar spirirt after all
The witcht cackled madly
いけない 分かっていたはずなのにね
罪深き悲劇のシナリオ
いずれ誰かに奪われるのなら
誰もいない場所このまま二人で･･･
忌み嫌われてもさみしくなかった
あの人のそばにずっといられたのなら
終幕の時魔女は自我を持ち
震える手で握りしめて笑った
突き立てたナイフで逆十字をきって
来世ではどうか愛してください