「乙女白書、はじめました。」

msa- / MAYU (sm19585235)

***

冬の匂い、かじかむ手を掴んだ
キミの暖かい右手。
脈打つの。想い、
気持ちの深さと永遠。
『僕達はいつか離れてしまうの?』
不安げなキミの言葉。
『大丈夫。』指を絡めて
あたしは答えた。

いつか 夢が醒めるのならば
その時は笑いたい。
二人を過ごした時間をね
悲しみにしないよ。
本当にキミが好きでした。
心から思いたい。
ありがとう。こんなあたしをね
好きでいてくれたこと。

冬が終わりまた春が来て
夏が過ぎ、秋へ。
そして2回目の冬の朝
もいちど告白を。
一年のはじまりの日にね
気持ち伝え合う。
また新しい冬が来たよ。
今年もよろしくね。

だけど、たまに不安になるの。
時間止めて 神様。
このまま月日が流れずに
二人でいさせてよ。
残酷な時の魔法から
逃げ出したいほどにね
好きな人に巡り合えたの
あたしは幸せよ。

泣いて泣いて泣いた夜でも
あたしは辛くないよ。
こんな幸せな出会いをね
あたしはできたから。
わがまま言わないから
気持ち お願い色褪せずに
いつまでもまでも微笑んで
乙女白書、つづく。

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