「冬の魔法」

StudioIIG / 初音ミク (sm2039015)

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白いカケラが ふわり舞い落ちて
浮かれた街に 涙ひとしずく
繋いだ手と手 ほどけてしまって
そっと 君に囁くの

たったひとつ ささやかな願い
胸の中にずっと 溶けずに残った
しまいこむには もどかしすぎて
吐く息がふるえました

いつだって いまだって
出来るのは 歌うことだけでも
伝えられる 伝わるはず
願って――

この声は 君だけに届く
魔法の言葉なのよ
信じてるから 想いをのせて
となえた冬の魔法
気付いてよ

私の全てを 君の色に染めて欲しい
抱きしめて 額を重ねて
冷えた頬に熱をください
(最後に) 最後に
そっと囁いて 唇重ねて

近くて遠い 横顔眺める
溜息ついて 両手温める
繋いだ手と手 ほどけてしまって
何故か 君は頑なで

たったひとつ 些細なきっかけ
胸の中にずっと 刺さって抜けない
棘の痛みを 我慢できずに
ふたり背をそむけました

いつだって いまだって
出来るのは 歌うことだけで
じれったくて 泣き出したく
なっても――

この声が ふたりの指
繋いでくれること願って
もう一度 ほら カケラに乗せて
となえた冬の魔法

追いかける 君の背中を
見失ってしまわぬように
抱きついて 謝りたくても
素直になるのはちょっと苦手
(だけど) だけど
そっと囁くの 君が好きなのよ

白く染まった 街に降るカケラ
ひとつひとつが 冬の魔法だよ
ほら、ね またカケラ
ふわりと舞う

白いカケラが ふわり舞い落ちて
浮かれた街に はしゃぐ君の声
繋いだ手と手 しっかり結んで
ふたり 笑いました

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