「電彩造花 -digital artistry-」

ヤスオP / 初音ミク (sm9024294)

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きえる ことば
こおる なみだ
とまる とけい
ぼくは ねむるの

きみの えがく
ゆめの なかの
そらは あおく
つめたいほど

月が融けて 星は霞む
進む時計 君は目覚める
僕と違う 何もかもが
染まれ 青く どこまでも

もしも叶うなら この世界
すべてバラバラにして
二人のピースだけを
繋いで一つのパズルになるの

無限の境界(かべ)越しに
一人歌った 限りある熱量で
狂おしいぐらいに君を想った
とめどなく溢れてゆく

見えもしない空に一人祈った
限りない切情(せつじょう)で
愛されることさえ望まないまま
静かに咲いた電彩(でんさい)の花

過ぎる時間 巡る季節
ずっと見てた 膝を抱えて
動きたくて 動けなくて
落ちる 黒く どこまでも

君の質量を
素粒子に還るほどに刻んで
二人混ざり合えたら
虚ろな心 満たせるでしょうか

無限の境界(かべ)越しに
一人歌った 限りある熱量で
狂おしいぐらいに君を求めた
どこまでも溺れてゆく

ありもしない夢に
僕は縋(すが)った
限りない渇望で
穢(けが)されることさえ
厭(いと)わないまま
悲しく咲いた電彩(でんさい)の花

進む 時計 止まれ
染まれ 青く すべて

無限の境界(かべ)越しに
一人歌った 限りある熱量で
狂おしいぐらいに君を想った
とめどなく溢れてゆく

見えもしない空に一人祈った
限りない切情(せつじょう)で
愛されることさえ望まないまま
静かに咲いた電彩(でんさい)の花

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