「幸せだったから 〜星降る夜の恋の歌〜」

TACHE / 初音ミク (sm7492230)

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あぁ 掻き乱れた
髪がハラリと落ちた
ひとりきりの部屋の中

やまない雨が
濡れた瞳に溶けた
思い出にはできない
まだ早すぎて・・・

通り雨のように過ぎてゆく音も
今は激しすぎて
もう二度と
恋なんてしないと決めた
最初の恋 終わった夜に

あぁ さよなら
初恋のあなたへ
いつからか気付いていた

ねぇ それでも
幸せだったんだよ
それが偽りだと分かっても

ふたつの星に
一つ願いを掛けた
流れる風 涙の跡

光の波に 募る想い 流した
涙くらい許して
まだ辛いから・・・

いつも近くで見ていた
あなたの笑顔
どこかうわの空で
遠く見つめる瞳 浮かぶ笑顔は
悲しいほど輝いていた

あぁ 少しでも
繋がりが欲しくて
いつまでも追い続けた

ねぇ それでも
追いつけないあなたへ
最後の願い 今届けよう

あぁ いまでも
忘れられない想い
胸の奥 握り締めて

ねぇ それでも
幸せだったから
星降る夜に
あぁ さよならを 告げた

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