「はるあめ。」

AVTechNo / 初音ミク (sm9000307)

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もの静かな 眠る朝に
浸(ひた)る胸に ささやきかけ
晴れる前に もどかしさを
取り除けるように和(な)がし

狎(な)れることを 分け隔てり
馴染むことに 感謝したり
解合うほど 色鮮やかになる
個々との雫を

過去に流した涙が今の
春雨となり奏で落ちる
失う今の悲しみすべて
滴となり微笑みへと

渇きを癒す濡れた瞳の奥にみえる
浮かびあがる想い
確かめるように手を差し出して
優しさを享(う)けて

小春まえを 憂う人に
初(そ)める側の 身をあずける
掠める時に 四季を繋ぐ
あかい糸に 生(な)れるように

戸惑うこと 忘れるため
影の中 に 閉じ込めてる
誰も彼も持ち合わせる「春」を
引き出せる言葉を 思い出せる
ココロの雫に還るまで

瑞木(みずき)に馴染む
君の流した夢は消されずに
どこまでもしたたる先を
照らしゆく光に

意味のない笑顔に
潜む孤独を埋めるかのように
手を取り合い暖めあう
ぬくもりが降りそそぐまで

過去に流した涙が今の
春雨となり奏で落ちる
失う今の悲しみすべて
滴となり微笑みへと

渇きを癒す濡れた瞳の奥にみえる
浮かびあがる想い
確かめるように手を差し出して
優しさを受けて

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