「磁性海の少女」
耳ロボP / 初音ミクAppend (sm9615200、sm2818591)
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船出から はや幾数年
未開の地など もはや無く
船底に潜む 荷物の
幾つかは 投げ捨てられた
この海の果てが 見え
少しずつ居場所は 消え
わたしに助けを乞うための
合言葉は jcvf
銀色に輝く海の
底に生まれ 育ち ここまできた
ちりばめた記録のcellが
骨になる 肉になる 頭になる
足になる 腕になる 瞳になる
その文字を 指にアーカイヴ
その音を 耳にアーカイヴ
この胸に 曲をアーカイヴ
手のひらに 恋をアーカイヴ
しばらく忘れていいものは
すべて わたしに あずけて 今は
海は また 静まるでしょう
船は また 進めるでしょう
けれど 荷は また増えるでしょう
いずれ また 会えることでしょう
(それまで さよなら)
片隅に 横たわるから
思い出したら 呼んでよね
それまでずーっと待ってるから
目を閉じて ここにいるから ね?