「シンビジウム」

たーP / 初音ミク (sm8902410、sm8930283)

***

秋が来て ひとりで歩く
木枯らしのこの道
でも ひとりだと
秋の色が かすれて見えて

いつもなら ふたりで歩く
いつもの帰り道
でも 君がいないから
いつもよりも 右手が冷たい

落ち葉を踏んで 滑ってころんだ
そんな思い出とか 思い出したよ

「ばかだなぁ」って
あきれた顔をして
「大丈夫?」って手をのばす

君が好きだった
ううん 今でも大好き
でも そんな君はもういないから

君がいない ふたりの部屋に
あの花が咲いたよ
ふたりの 約束
「咲いたら一緒に水をあげよう」

咲いたその花は すぐに枯らした
君への想いまで 枯らさないように

「ばかだなぁ」って
あきれた顔をして
「泣くなよ」って君は言うでしょ?

なみだで 今ははっきり見えない
枯らしたその花の 花コトバ

どうすればまた 君に会える?
どうすれば 君の声きける?
ねぇ どうすれば そっちへ行ける?
ねぇ どうすれば この声は
君にとどくの?

忘れない 君が残したすべてを
忘れない 君のすべてを
ささいな ことで笑いあった日々は
今でも ここに ある から

おんなじ 世界でふたり
いつの日か 笑顔で
また 会えると いいね

それまで 君に想いとどくように
私の精一杯の つよがりを

つよがりを 歌うから
だから 見ててね

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