「アカガネ」
nakanoise / 初音ミク (nm12509974)
***
君と見た夢の続き 知りたくて
水面に広がる環を覗いてみる
ぼやけて映る僕の顔が可笑しくて
何もかもがどうでもいいと思えた
二人きりの夜に
月が涙流して
ネガイゴト唱えた
錆びかけの鐘を
僕らが打ち鳴らして
夜明けの合図鳴って
アカガネの夕を
全力で追いかけて
また会えたら
君と見た夢の終わり 知りたくて
冷たいミルクの様な君の血を飲む
ぼやけて見える君の顔が可愛くて
何もかもが愛しいと思えた
星が ひとしずく
花に水を撒いて
ネガイゴト叶えた
錆びかけの弦を
君が指で弾いて
歪(ひず)んだ愛が鳴って
アカガネの夕を
全力で追いかけて
また会えたら