「紅茶と甘さと好きの分量」

オレジナルP / 初音ミク (sm3592939、sm10324099)

『 』はアレンジ版の歌詞。

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差し込む日差しが温かくて
微睡(まどろ)み 夢を見たくなる
泣きたくなる程 穏やかな午後
待てども貴方は 来ないね

ぽつりと置かれた 熱い紅茶
一口 飲んではため息
少しだけ背伸びしたくて入れた
慣れない蜂蜜 甘さが喉に染みた
じわりと

君が居て 私が居る
浮かぶ顔 満面の笑み
大好きで それでも
急に不安になるから
ねぇ、早く来て 抱きしめて

随分前に飲み干したお茶
見慣れた静かな店内
きらり光るカップ 淵を指でなぞる
沈んだ澱(おり) 募る想い まだ来ない

小さく吐く苦い吐息 宙に溶けた
この不安も溶けてしまえば
こんな風に 君を想い
胸が苦しくならずにすむのに

君が居て 私が居る
思い出す 広い手のひら
幸せで それでも
急に寂しくなるから
ねぇ・・・・・・

君に会いたい 会いたくて
逸(はや)る想い もう待てないよ
窓の外 人影
息を切らせて 駆け込む
『君に会いたい 逸(はや)る想い
 時計の音 部屋にこだまする
 窓越しに 人影
 息を切らせて 駆け込む』

君が居て 私が居る
「ゴメンネ」 って大好きな声
怒れない ズルいよ!
けれどまだ不安だから
ねぇ、早く出て 帰ろうよ
温かい家(うち)へ
そして優しくキスをしてね♪
『君が居て 私が居る
 大好きな声
 怒れない ズルいよ
 繋いだ手 混ざる温度

 ねぇ、優しくキスをしてね』

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↓左が初版、右がアレンジ