「四季の詩」

クイナP / 初音ミク (sm12292442)

***

貴方を待ち続けて
幾年(いくとせ)経つのでしょう
その背を追い続けて
私はここで待っています

花が咲き誇る春
私は昔のまま
撫でてくれたこの髪を
ずっと梳いて待っています

だけど貴方がいないこと
思い知ること多すぎて
涙で床を濡らしながら
夜明けを迎え・・・

夏の季節が来て
一人迎えに行く私だけれど
私はこうして
変わらずに貴方を待つ

木枯らし舞い散る秋
貴方は昔のまま
季節は巡るけれど
変わらず愛してくれますか

茜色に染まるひととき
貴方の横顔を見上げてる
こんな刹那を・・・

ひとり途方に暮れていた
昔の私がいたけれど
私はこうして
変わらずに貴方を待つ

粉雪降りくる冬
貴方はこの手をとり
私はその手をとり
変わらずに歩み始めた

同じ四季を共に
歩めるその奇跡を
もう一度手を握り
返すことができたのならば

だけど貴方がいることを
思い知ること多すぎて
涙で床を濡らしながら
またひとり夜明けを迎え

貴方が遺した
たくさんの思い出のかけらを
私はこうして
変わらずに持っています

夏の季節が来て
一人迎えに行く私だけれど
私はこうして
変わらずに貴方を待つ

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