「孤立無援」

とある厨二の大学生 / 初音ミク (sm16695313)

***

解(ほど)けた鎖から
溢れた愛しさを 押し殺し
破滅の導きに
それすら従って また繰り返す

幾つもの光が
次第に消え去って 残るのは
からっぽの言葉と
全てをあきらめた 君の眼差し

孤立無援の戦場の中で
君は独り引き金を絞って
悪くなった目を必死に開き
最後に残る光を求めたんだ

備えた弾薬も
無情に打ち消され 後わずか
皮肉な積み重ね
ためらい牙をむき 君を蝕む

孤立無援の戦場の中で
君の足は絶望に潰され
嵐の中で立ち上がることも
できないほどに背負い過ぎていたんだ

例えどんな闇に飲まれても
どうか今を生き伸びていて

孤立無援の戦場の中で
君は独り引き金を絞って
悪くなった目を必死に開き
最後に残る光を求めた

君の全てを無駄にはしないよ、
だからどうか信じていて欲しい
もういいんだよ後は任せなよ、
ここから先は私の戦場なの

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