「愛はカゲロウ」
ほぼ日P / 初音ミク （sm21615292）
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頬を伝う汗 ぽたりぽたり落ちて
乾いたアスファルト 黒い星が灯る
太陽ジリジリ 髪の毛を焦がした
8月15日昼下がりの出来事 ああ
三半規管が 悲鳴を上げている
見慣れた風景が
ぐにゃりと拉（ひしゃ）いだ
やけに蝉の声 ぐるぐると回り
キミの口からも
とめどなく音は漏れる ああ
キミが何言ってるか わからない
全部ウソって思いたい
あいつとあいつ あいつとか
全部ホントの話なの？
確認までに聞くけどさ
ボクが彼氏のはずだよね？
何を信じればいいの？
もしキミの目の前のトラックに
ボクがふらっと飛び込んだら
ぱっと咲いた血しぶきの花
キミの顔にもかかるだろう
愛してるって言ってくれた
何度も抱きしめてくれた
信じてたキミ 過ごした時間
儚く腐ち落ちる
愛はカゲロウ
日陰を追われた 猫が通り過ぎる
止まりそうな呼吸 全身で支えて
ボクは恨めしげ 太陽を睨む
キミの独り言 だから夏は嫌なんだ
キミを掠め取ろうとした奴ら
全部カスども殺したい
あいつとあいつ あいつとか
みんな影で笑っていた
確認までに聞くけどさ
キミが誘いやしないよね？
誰を信じればいいの？
もしキミの目の前のトラックに
ボクと一緒に飛び込んだら
ぱっと咲いた血しぶきの花
ヤツらの目にも見えるだろう
幸せだって言ってくれた
ずっと続くと思っていた
信じてたキミ 過ごした時間
儚く腐ち落ちる
愛はカゲロウ