「花色日和」

なつめ千秋 / 初音ミクAppend (sm21827205)

***

勝てど負けどもいとをかし
暁 美しき花ぞ咲け
ほら 心まで飾りゃんせ
洒落た浮世の色
世知辛(せちがら)し
持ちつ持たれつ有り難し
内(うち)は実(げ)に
文(あや)無し他人事
この身さながら奉(たてまつ)る
御免 なお言(こと)の葉は
泡沫(うたかた)

あらましは言わぬが花
喧嘩などおぼつかなし
己には己の場所
人の世は騙し騙し

焦がれ振っても飛んでも
年頃 愛で惑う
君にいつしか幸あらん
いつも踏んだり蹴ったり
ばかりで悩ましい
君にいつしか幸あらん
かつて売ったり買ったり
されては狂おしい
君にいつしか幸あらん
なれどやたらめったら
あながち 遊び人
この心より然様(さよう)なら
素晴らしき明け暮れ

ゆらりゆられて花心
月夜に散りゆく夢の如(ごと)し
流れ流れる人の波
眺め 心馳(は)せの随(まにま)に

徒(あだ)情け心中立て
忘るなよ 言わずもがな
大人ならずば用無し
蚊帳の外が憂(うれ)い無し

日ごとあっぱれあっぱれ
ゆめゆめくじけない
君にいつしか幸あらん
あたら追っても追っても
空振り落とせない
君にいつしか幸あらん
かたや打って変わって
しおらしく目安し
君にいつしか幸あらん
なれど一体全体
定めは儚(はかな)し
かの現(うつつ)より然様(さよう)なら
待ち侘(わび)しき夜明け

愛(かな)しきかな
千々(ちぢ)に舞う花びら
凛と背を伸ばせば
朝焼けが照らしだす

焦がれ振っても飛んでも
年頃 愛で惑う
君にいつしか幸あらん
いつも踏んだり蹴ったり
ばかりで悩ましい
君にいつしか幸あらん
かつて売ったり買ったり
されては狂おしい
君にいつしか幸あらん
なれどやたらめったら
あながち 遊び人
この心より然様(さよう)なら
素晴らしき明け暮れ

→ 着うた
フル(約3分15秒、3.05MB)
サビのみ(約29秒、472KB)

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